サムログ

某メーカー勤務の普通のサラリーマンsam(サム)のメモや発信です。

フィリップス シェーバー洗浄機を直す #4

フィリップスのシェーバー洗浄機JC5301が動かなくなり、直そうとしています。前回は交換用のモータを注文しました。ついに届きまして交換した話です。#4になります。

結論から言うと回りはしましたが課題あり。まだ完結とはいきませんでした。

f:id:sam_industry:20200419105621p:plain

 

 

 

今回は#4ですが過去の話はこちら。  

#1 動かなくなる話。

#2 どこが壊れているか調べる話。

#3 交換用モータをついに見つけて注文する話。

 

 

 

5/16に発注しまして、、、コメントも頂き、、、

何としても期待に応えたくてAliexpressのアプリを何度も開く毎日が続きました。

f:id:sam_industry:20200604230817j:image

 

 

ですがついに6/4に届きました!

3週間弱なのでAliexpressとしては妥当なところでしょうか?

台湾から届いたようです。

個人情報部は剥がしました。

f:id:sam_industry:20200604230853j:image

 

 

では参ります。

ちゃんと2個入ってました。

f:id:sam_industry:20200604230913j:image

 

 

故障モータと並べたところ。

軸は長いですが非常に似ています。

f:id:sam_industry:20200604230931j:image

f:id:sam_industry:20200604230944j:image

f:id:sam_industry:20200604231007j:image

 

台湾からはるばる海を渡ってきたのに割引ありで2個で200円以下。

割引がなくても4.42米ドルで500円以下。

とても検査工程にお金がかかっているとは思えませんのでとりあえず動作確認。

直流電源から12[V]程度を入れます。

2個とも回りました!!ラッキー!?

写真だとわかりませんが心なしかかなりパワフルに回っています!

f:id:sam_industry:20200604231023j:image

 

 

動くのがわかったところではんだごてで配線を付け替えていきます。

f:id:sam_industry:20200604231056j:image

 

 

はい、完了。

f:id:sam_industry:20200604231106j:image

 

 

配線だけして洗浄機本体で動作確認をしていきます。

f:id:sam_industry:20200604231139j:image

 

ACアダプタを挿すと矢印が赤く光りました。

洗浄液の交換を示すLEDです。

f:id:sam_industry:20200604231154j:image

 

洗浄液のセンサは2本の棒を洗浄液に突っ込んで導通させることで水位をみています。ショートさせれば騙せるでしょう、ということでワニ口クリップでつなげます。

f:id:sam_industry:20200604231316j:image

 

 

そして、もう1つ。本体が閉まっていることを検知するスイッチがありますので指で押しておきます。

f:id:sam_industry:20200604231324j:image

 

 

再びACアダプタを挿すとLEDが全灯して消えました。正常な動きです。

いけそうなので電源ボタンをタップします。

洗浄モードに入りました!!

写真ではわかりませんがモータが回っています!

f:id:sam_industry:20200604231424j:image

 

 

動きそうなことがわかったところで本体を組み立てていきます。

 

気を付けなければならないのはモータとインペラ?スクリュー?の取り付け。軸が飛び出ますがそれは問題なし。

 

恐らくしっかり奥まで差し込むとパッキンをモータ本体とインペラで挟んでしまって抵抗になって回らなくなると思います。元のモータが軸7[mm]でツライチくらいでしたので2-3[mm]飛び出る程度で良いと思います。

f:id:sam_industry:20200604231446j:image

 

 

一応この状態でも動作確認。写真ではわかりませんが回りました。

f:id:sam_industry:20200604231520j:image

 

 

一気に組み立てていきます。組み立てたのは約3週間ぶり。

いつからかわかりませんが黒いねじが1個無くなりました。

洗浄液を入れて動かしてみます。

f:id:sam_industry:20200604231555j:image

 

 

ACアダプタを挿して、電源ボタンをタッチします。

 

 

 

 

おおおー!洗浄液を吸い上げました!

f:id:sam_industry:20200604231611j:image

 

 

・・・と言うわけでAliexpressで購入した似たようなモータが使えました。

同じような境遇の方は是非お試し下さい。

これでフィリップスのこの洗浄機の修理屋というニッチな仕事が営めるな。🤔笑

 

 

では、まt・・・

 

 

・・・って、漏れとるやないかい!

f:id:sam_industry:20200604231731j:image

 

 

なんということでしょう。洗浄液が漏れていました。

外側のカバーだけ外してどこから漏れているか確認します。

f:id:sam_industry:20200604231826j:image

 

 

外側のカバー外しても動くんですね。カバーがないことを検知する機構はないようです。

 

電源ボタンをタップすると、

水が勢いよく吸引されて洗浄口のカーブに沿って出てきます。

出てきてそのまま隙間に入って漏れています!

ここか。。。

f:id:sam_industry:20200604232110j:image

 

 

洗浄機本体の頭の部分ですがいくつかの樹脂部品に別れており、部品同士の隙間から漏れ出てくることがわかりました。。

 

 

直流電源でモータを回したら、モータの回転がパワフルな気がしたのですが気のせいではなくて本当にパワフルでした。そう、液が飛び散るほど。。。

 

 

シール材のようなもので部品同士の隙間を埋めるか?

電気抵抗でも入れてモータの出力を落とせば使えるか?

しばらく使うとどうせまたパッキンから漏れて錆びるのでパッキンを抑える部品の内径を小さくして物理抵抗を上げつつシール性をあげるのも手か?負荷が増えて良くないか?

バラして巻線のターン数を減らすか?モータのケースはカシメてあるので大変か、、

どうしようかな。。。ちょっと考えます。

もし何か良い案あればコメント下さい。実現できるかわかりませんが参考にします。

 

 

#4でも完結とはならず。😕

でも参考になる情報は報告できたのではないかと思います。

漏れはしますけど何とかすれば使えるのでは!笑

 

 

では、また🖐🏻

 

 

ひどいタイトルの次の話はこちら。

sam-industry.hatenablog.com